36時間断食のスケジュール|何時に始めるのがベスト?
18〜19時の早めの夕食を最後にスタートし、2日後の朝食で終える。36時間断食のスケジュールを時間ごとに解説し、どのくらいの頻度で行えばいいかも紹介します。
36時間断食のスケジュール|何時に始めるのがベスト?
36時間断食は、1日目の午後6〜7時ごろに早めの夕食を食べて始め、2日後の朝食で終えるのがベストです。 このタイミングが一番のコツです。夜の睡眠を2回分カバーできるので、実際に「起きて過ごす日」は1日だけで済みます。以下では時間ごとの流れと、どのくらいの頻度で行うべきかを説明します。
36時間断食は、毎日行う16:8のような食事ウィンドウとはまったく別物です。どこからが「長い断食」になるのかは12時間・16時間・24時間断食の比較記事を参考にしてください。合わせて、36時間断食で起こりうる副作用と安全な断食の終わらせ方もぜひ読んでみてください。
結論:36時間断食のベストなスケジュール
36時間断食のベストなスケジュールは、「夕食から2日後の朝食まで」です。1日目の午後6〜7時ごろに早めの夕食を終え、2日目は丸ごとお休みし、3日目の午前6〜7時ごろの朝食で断食を終えます。これでちょうど36時間になります。夜の睡眠を2回分カバーできる、唯一の一般的なタイミングです。実際に「起きて頑張る日」がたった1日だけになるので、これが断食を最後までやり切れる一番の理由になっています。
多くの人が最初に試しがちなパターンには注意が必要です。1日目の夕食後から2日目の夕食までだと、実は24時間程度にしかなりません。本当に36時間断食をしたいなら、2回の夜をまるごと眠って過ごす必要があります。
36時間断食のスケジュール例
1日目、午後6:00〜7:00 — 満足感のある、たんぱく質と食物繊維が多めの夕食をとります。これが断食前の最後の食事です。
1日目、夜 — いつも通り眠ります。断食の最初の10〜12時間はほぼ睡眠と普段の朝の時間に重なるので、まだあまり変化は感じません。
2日目、1日中 — ここが計画が必要な時間帯です。水、ブラックコーヒー、無糖のお茶などでしっかり水分を取りましょう。空腹感が強くなりやすい日中は、仕事や用事で忙しくしておくのがおすすめです。散歩程度の軽い運動は問題ありませんが、激しい運動は断食後まで取っておきましょう。
2日目、夜 — もう一度眠ります。この時点で断食開始からおよそ24〜30時間が経過しており、多くの場合、脂肪を燃やす「ケトーシス」に近い状態になっていて、2日目の日中よりも空腹感は落ち着いていることが多いです。
3日目、午前6:00〜7:00 — 消化にやさしい少量の食事で断食を終えます。これで36時間のウィンドウが完了です。
36時間断食を時間ごとに見てみよう
| 経過時間 | 時刻 | 体の中で起きていること | すべきこと |
|---|---|---|---|
| 0時間 | 1日目 午後7時 | 最後の食事を終え、まだ消化中 | 食べるのをやめる。ここから先は水だけ |
| 0〜12時間 | 1日目の夜〜2日目 午前7時 | 睡眠中。肝臓に貯めた糖(グリコーゲン)を使い始める | いつも通り眠るだけでOK |
| 12〜16時間 | 2日目 午前7時〜11時 | 肝臓の糖がほぼ使い切られ、脂肪燃焼が始まる | ブラックコーヒーや無糖のお茶。水に少し塩を加えても |
| 16〜20時間 | 2日目 午前11時〜午後3時 | ケトン体が増え、最初の本格的な空腹の波がくる | 忙しくしておく-ここが一番つらい時間帯 |
| 20〜24時間 | 2日目 午後3時〜7時 | 空腹感は落ち着き、体調も安定してくる | 軽い散歩程度に。ハードな運動は避ける |
| 24〜28時間 | 2日目 午後7時〜11時 | ケトーシスが深まる。夕食の時間になると「習慣による空腹感」がくる | 電解質を補給し、早めに就寝する |
| 28〜36時間 | 2日目の夜〜3日目 午前7時 | 2回目の睡眠が残りの時間を進めてくれる | 眠って、朝食から少量ずつ食事を戻す |
計画しておきたい2つの時間帯は、2日目の16〜20時間目と、24時間目あたりの「いつもの夕食の時間」です。どちらも本当の空腹というより、習慣や血糖リズムによるものです。
このスケジュールが続けやすい理由
睡眠2回分を軸にすることで、実際に管理が必要な「起きて過ごす日」が2日目だけの1日で済みます。もっと構成が緩いスケジュールだと、中途半端に起きている時間が2日分に分かれてしまい、かえって大変になりがちです。夕食のすぐ後から始めることにも意味があります。1日目の夜に普段の夕食を我慢しようとすると、習慣や周りの人との食事の関係でここが一番きつい食事になることが多いからです。
断食を始める日の選び方
36時間断食で唯一「起きて過ごす」2日目は、負担が少ない日に当てるのが一番続けやすいという人が多いです。週末や、在宅で仕事ができる日、きついトレーニングの予定がない日などが向いています。誕生日の夕食や祝日の集まりなど、食事そのものが中心のイベントの日には断食日を重ねないようにしましょう。
実践のコツ
- 断食前の最後の食事は、糖分や精製された炭水化物の多いものを避け、なるべく自然な食材に近づけましょう。血糖値の大きな上下があると、断食の最初の数時間がつらく感じやすくなります。
- 2日目は電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウム)をしっかり補給しましょう。特に体を動かす日や暑い日は重要です。頭痛や倦怠感を防ぐ、一番大きなポイントです。
- 断食を終える食事は事前に決めておきましょう。お腹が空いた状態で食べ物を選ぶと判断を誤りやすいです。たんぱく質、少量の脂質、消化にやさしい炭水化物を組み合わせた食事がおすすめです。
- 長い断食に慣れていない場合は、まず24時間断食から始めて、体を慣らしてから36時間断食に挑戦しましょう。
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よくある質問
36時間断食の一番簡単なタイミングの取り方は?
夕食の直後から始めて、2日後の朝食で終えるのが一番簡単です。このスケジュールなら夜の睡眠を2回分カバーできて、実際に管理が必要な「起きて過ごす日」が1日だけになります。多くの人がほかのやり方よりも楽だと感じています。
36時間断食中にコーヒーを飲んでもいい?
はい。ブラックコーヒーや無糖のお茶、水は問題なく、断食を大きく崩すことはありません。クリームや砂糖、フレーバーシロップはカロリーが入ってしまい、消化の反応を引き起こすこともあるので避けましょう。
36時間断食中に運動しても安全?
散歩程度の軽い運動は基本的に問題ありません。ただし、強い筋トレや高強度の運動は断食を終えた後に取っておきましょう。断食が深まるとエネルギーも回復力も下がっているためです。
36時間断食はどうやって終えればいい?
少量から始めましょう。ボリュームのある食事ではなく、たんぱく質を中心にした軽めの食事がおすすめです。36時間食べていない状態で急にたくさん食べると、消化不良を起こしやすく、まれにリスク要因がある人では「リフィーディング症候群」の一因になることもあります。
36時間断食はどのくらいの頻度で繰り返せる?
定期的に断食をしている人の多くは、1〜2週に1回のペースで36時間断食を行っています。ただし、これは個人の体質や目標、体の反応によって大きく変わります。回復のための普通の食事期間を挟まずに連続で行うことはおすすめできません。
参考文献
- 週2回の36時間断食:時間経過による空腹感、ケトン体、体重の変化。 Borer KT, et al. Twice-Weekly 36-Hour Intermittent Fasting Practice Attenuates Hunger, Quadruples ß-Hydroxybutyrate, and Maintains Weight Loss: A Case Report. Cureus. 2024. PMID: 38738128
- 数日間の完全断食を通した体の状態と栄養面の指標。 Dai Z, et al. Effects of 10-Day Complete Fasting on Physiological Homeostasis, Nutrition and Health Markers in Male Adults. Nutrients. 2022. PMID: 36145236
- 医師の監督下で行われた長期断食での有害事象の記録。 Finnell JS, et al. Is fasting safe? A chart review of adverse events during medically supervised, water-only fasting. BMC Complementary and Alternative Medicine. 2018. PMID: 29458369
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この記事は情報提供のみを目的としており、医学的アドバイスではありません。断食を始める前には、必ず信頼できる医療専門家にご相談ください。特に既往症がある方は事前の相談が重要です。
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